CMLL創立85周年を記念してメキシコで出版された、世界最古のプロレス団体 CMLLの歴史をつづった豪華記念本。
５年の歳月をかけて製作された、ルチャファンには必涎の１冊です！
■SIZE:30×25.5×3.5(cm)
■オールカラー 325ページ
【”ドクトル・ルチャ” 清水勉氏による本書解説】
今年2018年はメキシコに正式なプロレス団体ＥＭＬＬ（エンプレッサ・メヒカーナ・デ・ルチャ・リブレ＝現ＣＭＬＬ）が出来て85年目にあたる。それを記念してＣＭＬＬが発行した超豪華本が発行された。ＥＭＬＬは世界最古のプロレス団体である。あのＷＷＥ（当時ＷＷＷＦ）より30年も前にスタートして現在に至っている歴史と伝統を重んじる組織なのだ。
本書は1933年の旗揚げ以前、メキシコで行われたレスリングと団体創設者のサルバドール・ルテロ・ゴンサレス氏の人物像をプロローグとする。そして85年間の出来事・人物・情景を、時代を追って超貴重なお宝写真と文章で紹介している。ルチャの創成期の会場風景、エル・サント時代やレイ・メンドーサ、ミル・マスカラスらがいた黄金時代、そこで活躍した名ルチャドールたち、さらにはＥＭＬＬからＣＭＬＬと名称変更されて以降の近代ルチャなどを、実に325ページにわたって網羅している。紙質も良質なものを使用しているので本書の重量は実に２キロをオーバーする。プロレス関連の書籍でこれほど分厚く豪華な装丁の本は他に無いかも知れない。ルチャの歴史を知る意味でも、美術的価値を求める意味でも、ルチャファンに限らず、プロレスファンならば自分の書庫に納めておきたい一冊である。
”ドクトル・ルチャ” 清水勉
Ｇ-SPIRITS mobile-g コラム [水]ドクトル・ルチャの19○○ぼやき旅
